最初の年、いくらかかった?~乳児一人に必要な金額

こんにちは。Ryo3です。
昨年6月に生まれたゆかちゅうも、もうすぐ11ヵ月、1歳が見えてきました。
今回は、子育て世帯のライフプランニング的な記事として、乳児期にかかる費用についてまとめます。
わが家の家計の振り返りもかねて、実際にうちで使ったものを列記しつつ、「子育て1年目に大体いくら必要なの?」という疑問を解決したいと思います。
さらに、子どもが生まれることによって支給される補助金も計算にいれて、「実質的な負担額」を収支計算してみます。

わたしにいくら使ってくれたのかしらね

わが家の支出を参考にしてくれよな!
この記事の目次
AIに聞いた超ざっくり費用
この手の相談はAIが得意そうですので、試しにChatGPTに丸投げしてみました。
項目 | 月額目安 | 年間目安 | 備考 |
---|---|---|---|
ミルク・離乳食 | 約5,000〜10,000円 | 約6〜12万円 | 完全母乳だと抑えられる |
おむつ・おしりふき | 約5,000〜8,000円 | 約6〜10万円 | 新生児期が特に多く必要 |
衣類・雑貨 | 約3,000〜5,000円 | 約3〜6万円 | 季節ごとの買い替えあり |
医療費・予防接種 | 約1,000〜3,000円 | 約1〜4万円 | 自治体の助成が多いが一部実費あり |
育児用品・家具類 | 初期にまとまった費用 | 約10〜20万円 | ベビーベッド、チャイルドシートなど |
保育園・一時保育 | 公立か私立かで大きく変動 | 0〜30万円以上 | 0歳児クラスは高額になりやすい |
その他(おもちゃ、絵本など) | 約1,000〜3,000円 | 約1〜4万円 | 成長に合わせて追加購入 |
この推定、私の印象としては、「結構いい線行ってる」と思います。
ただ、自治体にもよりますが、乳児期の医療費は無料になる場合が多いですし、保育園も誕生月と世帯収入によって全然変わってきますね。
なのでそれらをいったん除外して、26~52万円程度がAIが算定するおおよその年間出費(食品、物品)ということになりそうです。

50万円ってどのくらい?

君のミルク4年分くらいかな

本気出せばもっといけるわよ!

家計が死んじゃうからお手柔らかにね
Xでのアンケート
Xでも最初の年にかかった費用についてアンケートを行いました。
結果は『50~100万』が47.1%と約半数で多数派。
『50万未満』も35.3%と相当数いらっしゃいました。
『100万円以上』の方は17.6%でした~。
AIの推定、26~52万円にイベント事(記念写真や初節句、出産費用想定)の出費を加算すると考えれば、やっぱりいい線いってそうですね。
この結果から、なるべく出費を減らそうと思えば、子ども一人の初年度の養育費を50万円に抑えることはそう難しいことではないのではないかと予想できます。
一方で、100万円以上の費用をかける方もいらっしゃいました。
こちらは元々の生活水準が高いか、お子さまの出生を機に大きな設備投資(カメラなど)をされたのではないかと考えられますね。

アンケートに協力してくれてありがとね~

「50~100万円」がボリュームゾーンか。
「50万未満」も近い割合だな。
「100万以上」の方も若干少なめではあるがいた。
生活水準は人それぞれだが、「50万円」のあたりに回答が集まっていそうな結果だったな。
わが家の実際:支出編
今回は物品リストが目的ではないので、数百円程度で用意できるものは省いて、概算の支出を計算してみます。
わが家の実際:お迎え準備
まず、初期のころに必要な物品で、数千円~の出費となるものをまとめてみました。
こちらはベビーカーのように必須だけど1回の買い物で済むものも含みます。
- 衣類
- 短肌着・長肌着(各5〜6枚)
- コンビ肌着・ロンパース(各3〜5枚)
- おくるみ(1〜2枚)
- 授乳用品
- 哺乳瓶(2〜3本)
- 哺乳瓶消毒セット(電子レンジ or 薬液タイプ)
- 授乳クッション
- 寝具・家具
- ベビー布団セット
- 電動ハイローチェア
- 洋服収納ケース
- 沐浴・お風呂
- ベビーバス
- 外出・移動用
- 抱っこ紐(新生児対応タイプ)
- ベビーカー(生後1ヶ月以降)
- チャイルドシート(退院時から必須)
物品 | 金額 | 内訳 |
衣類 | 12000円 | 肌着は3枚セット1000円のを2セットずつ、コンビ肌着、ロンパースは各1000円を3着ずつ、おくるみは2000円 |
授乳用品 | 28000円 | 哺乳瓶・消毒セット各2000円、授乳クッション20000円 |
寝具・家具 | 61000円 | 布団セット6000円、電動ハイローチェア50000円、収納ケース5000円 |
沐浴・お風呂 | 3000円 | ベビーバス3000円 |
外出・移動用 | 170000円 | 抱っこひも30000円、ベビーカーとチャイルドシート各70000円 |
合計 | 274000円 | – |
総額は概算で274000円!
抱っこ紐、ベビーカー、チャイルドシート、電動ハイローチェアはもっと価格帯の安いものも選べましたが、義実家の援助もあり、良きものを購入させていただきました。
わが家の実際:日々の生活(ランニングコスト)
続いてミルクやおむつなど、補充が必要な物品です。
買い足しの衣類もここに入れます。
年額は、わが家の例の中で月額平均から×12で算定。
- おむつまわり
- 紙おむつ(新生児〜サイズアップに応じて)
- おしりふき(1日5〜10枚×使用回数=かなりの消費)
- ミルク・離乳食関連(授乳期〜)
- 粉ミルク or 液体ミルク
- 哺乳瓶用乳首(消耗品、月齢でサイズ変更)
- 衛生・お風呂用品
- ベビーソープ/ベビーシャンプー
- ベビー用ローション・保湿クリーム
- 買い足しの衣類
- 肌着
- ロンパースorコンビ肌着
- Tシャツ、ズボン(たっちが出来るくらいから)
物品 | 金額(月/年) | 内訳 |
おむつ | 5000円/60000円 | 新生児期はたくさん使ったが、10ヵ月の今では購入ペースが半分に。 |
ミルク・離乳食 | 10000円/120000円 | ミルクは3000円のものを月に3回ずつ購入のペースでずっと続けてきました。 離乳食が始まってからは、ミルクの消費が落ちた分離乳食を購入している感じに。 |
衛星・お風呂用品 | 1000円/12000円 | ベビーソープ、シャンプーなどは、一度買えば2か月くらいもつかも。 |
買い足しの衣類 | 2000円/24000円 | わが家はロンパースを愛用。70~80のサイズを数着購入し、長く使ってます。 たっちができるようになってからはTシャツとズボンへ切り替え。 |
合計(年額) | 216000円 | – |
年間ランニングコストの概算は216000円。思ってたより…な金額でした。
ミルクはE赤ちゃん。オムツはパンパース(テープ)かメリーズ(パンツ)を愛用してます。
ミルクはもう少し価格帯が低いものもあるので、そちらをメインにすればさらに費用を抑えられますね。
わが家の実際:お祝い、記念日、イベント
最後に、お祝い事や記念日、イベントなどの出費をまとめます。
AIの推定する項目からは外れていますが、ご家庭により発生してくる費用もありますよね。
わが家ではこれまでに下記のようなイベントがありました~
出産費用もこちらで計上します。
- 出産費用
- 退院時のセレモニードレス
- ニューボーンフォト
- お食い初め
- 初節句
イベント | 金額 | 内訳 |
出産、入院費用 | 110000円 | 出産育児一時金50万円を差し引いた後の額です。 |
セレモニードレス | 5000円 | 退院時に着せたセレモニードレス。 |
ニューボーンフォト | 26000円 | 生後1週間の時にカメラマンを呼んで撮っていただきました。 |
お食い初め | 5000円 | 他、大人の料理も頼みましたがそちらは別会計で。 |
初節句 | 100000円 | お雛様購入。 |
合計(年額) | 246000円 | – |
合計246000円。
出産育児一時金50万円はでかすぎますね。
病院の会計時にすでに引かれた額を請求されるので、ここでも引いた後の金額で計上しました。
ニューボーンフォトは、カメラマンを義実家に呼んで撮ってもらってます。
カメラマンさんを半日拘束して26000円ですから、むしろ安いと思ってます。
素敵な写真をたくさん撮っていただけたので、あとで記事にしたいな…。
お食い初めは、家の近くの小料理屋さんで、お食い初め用の祝膳を作ってもらいました。
当然大人の料理も頼んだわけですが、それはゆかちゅうにかかった費用ではないので計上しません。
初節句のお雛様は、卓上サイズのものを義実家に購入いただきました。
支出合計
さて、合計金額を計算してみます。
お迎え準備⇒274000円
日々の生活⇒216000円
お祝い・イベント⇒246000円
で、合計は736000円でした。
お迎え準備と日々の生活の出費の合計が49万円ですから、やはりAIの推定はいい線行ってましたね。

うちの家計、大丈夫だったの…?

夫婦二人とも育休1年間取得しているからな。
収入激減、支出増大。
おまけにマンションまで買って、今はトランプ相場だ。
なるべく考えないようにしているぞ!
ブログ、YouTubeで現実逃避だ!
わが家の実際:収入編(補助金)

「収入編」としたが、あくまでゆかちゅうが生まれたことにより増えた収入、つまり補助金、助成金の類を計上していくぞ!
さて、最近の子育て世帯応援政策により、自治体から補助金、助成金をいただいています。
振込月は隔月だったりしますが、ここでは月額表記で計上していきます。
- 児童手当
- 月額15000円、年額180000円
- 東京都の赤ちゃんファーストギフト
- 物品購入に使えるギフト残高合計100000円分
と、計280000円分の補助金・ギフト残高がもらえました。

えっこんなにもらえるの?

「児童手当」で実はミルク代、おむつ代はほぼ賄えているな。
ギフトの方も、ミシンを買ったり、チェアを買ったり、有効に活用させてもらったぞ!
わが家の実際:収支発表
では、1年間のおよその負担額を計算してみたいと思います。
- 支出⇒736000円
- 収入⇒280000円
ですから、収支は-456000円ですね。
概算ですので、負担額は50万円くらいだったと考えてよさそうです。
育休により収入が減ることを考えれば、出産までに最低50万円は貯金しておきたいですね。
さらに余裕をもって貯金しておけば、予想外の出費など不測の事態でも安心できるかと!

結構お金かかるのね…。

いや、大雑把な計算だが「50万円で乳児一人1年間養える」は予想より安かったぞ。
てっきり、100万円くらいかかるのかと…。
でも、これから君が成長したら、さらに出費は増えていくだろうな。
自治体からの給付金には大感謝だ。
まとめ:一年目の費用は50万円を目安に
AIの推定、Xでのアンケート、わが家での実例を見てきました。
それぞれの結果から、「赤ちゃんが生まれるまでに大体50万円あればなんとかなる」と考えてよさそうです。
金融庁の調査では、令和5年度の二人以上の世帯の貯蓄額中央値は、20代で171万円、30代で337万円ですので、多くの方は余裕をもって用意できる金額ではないでしょうか。
年代 | 平均値 | 中央値 |
20代 | 403万円 | 171万円 |
30代 | 856万円 | 337万円 |
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)令和5年調査結果 」より
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
各記事のご感想、ご要望等お気軽にコメントくださいませ。

よかったら、みなさまが1年目にどれくらいお金がかかったか、ざっくり計算してみてくれよな!
ぜひコメントで報告してくれ!