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【時事】『令和の米騒動』から支出のコスパを考える

令和の米騒動 支出 コストパフォーマンス
ryo3
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こんにちは。Ryo3です。
今回は時事ネタ。気楽に書きます。
ここ最近のすさまじいお米の値上がり、まいってしまいますね。
この件、「令和の米騒動」なんて呼ばれているらしく、関心度の高さがうかがえますね。

本日は、そんな「令和の米騒動」で値上がりしたお米の価格を例にして、家計における『コストパフォーマンスの良い支出』について考えてみたいと思います。
Xでのアンケートで、『お米の高騰が家計に与える影響』について聞いてみたところ、面白い結果も得られました。
この記事で、みなさんのご家庭の支出について、何が本当に必要な支出なのか、改めて考えるきっかけになれば幸いです。

ゆかちゅう
ゆかちゅう

妙なこと考えるわね~

ちゅーたん
ちゅーたん

言葉遊びのようになってしまったが、「支出のコスパ」については言語化できたと思う。
ぜひ、みなさまの家計でもこの観点を取り入れてみてほしい。
ちなみにサムネは築地のお寿司屋さんで撮ったものだ。
グルメ大好きなRyo3にとって、値段は高いけど、「コスパがいい」と思えるものだから採用してみたぞ。

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「令和の米騒動」の概略

ちゅーたん
ちゅーたん

今回も「令和の米騒動」の概略はAIにささっと書いてもらった。
知ってる方は飛ばしてOKだ。

「令和の米騒動」とは?

「令和の米騒動」とは、2024年末から2025年にかけて発生したコメ価格の急騰や品薄状態をめぐる社会的混乱や議論を指す通称です。大正時代の「米騒動(1918年)」になぞらえた表現で、SNSやメディアで広まりました。

背景・原因

以下の複数の要因が重なり、米の価格と供給に大きな影響を与えました。

要因詳細
異常気象2023年・2024年と続けて発生した猛暑や豪雨により、コメの作柄が大幅に低下。特に北海道・東北地方で収穫量が激減。
生産者の高齢化農家の高齢化により、生産を縮小・廃業するケースが増加。特に中山間地で顕著。
価格低迷による離農数年前まで続いたコメ余りと価格低下で、水稲農家が小麦・大豆等に転作していた影響も残る。
飼料米の増加飼料用の需要が伸びる一方で、食用米の供給は減少傾向に。
輸出増海外からの日本産米人気(特に高級品種)が高まり、輸出が増加。国内供給を圧迫。
円安円安の進行で、外国産米の輸入価格も上昇し、代替が困難に。

生活への影響

影響内容
家計負担一般家庭では、5kgで4,000円超の銘柄米が続出し、主食コストが上昇。低所得層への打撃が大きい。
飲食店・学校給食原価高騰により、飲食店はメニュー価格を改定。学校給食でも他の炭水化物(パン・麺)への切り替えを検討する自治体も。
パニック買い一部地域で買い占めが発生。スーパーでの在庫不足がSNSで拡散し、さらに需要が加熱。

Xでのアンケート

今回も、Xでアンケートを行いました。
お米の価格についての意識調査の結果、なんと『家計が困っている』『困るほどではない』が綺麗に割れました。

これ、結構面白い結果だなと思っています。
なぜかというと、お米って、みんなが必ず買うもので、なおかつ、一人当たりが買う量ってそこまで差はないじゃないですか。
ということは、お米5kgの値段がここ1年くらいで3000円⇒4500円と1.5倍になったとしたら、ご家庭の経済状況によらず、大体同じくらいの値段(お米が1.5倍)、家計の支出が増えていると考えられるわけです。
じゃあ、「困った」「困ってない」の分かれ目って本当にお米の値段とか、家計の余裕さとか、そういうお金の大小のところにあったのかな?と、疑問がわいてきました。

家計の中でのお米の支出

ざっくり概算してみる

あくまで推論となりますが、仮に月にお米5kgを1袋買うとして、年間の支出がいくら増えるのかを考えてみます。
お米は3000円から4500円になったとして考えると、

1500円×12ヵ月分=18000円

が、年間の家計にかかる負担増です。(あくまでご自宅での消費)
この数字を見て、どう思われるでしょうか?
仮に月2袋買うとしても36000円です。
年間の支出ってご家庭にもよりますが二人以上の世帯なら大体200万~400万くらいのところじゃないかと思いますし、お米の支出増加の影響は年間支出の1%くらいのものになりそうです。
これだけ見ると、約半数もの方が、『家計が困った』と回答するほどの負担増にはとても思えません。

何が困って、何が困らない?

『困るほどではない』と回答された方は、おそらく上記のようなシミュレーションをして「月に〇円の増加」「年間支出からみたらそこまででもない」のような根拠をもって回答されたのだと思います。

一方で、何が「困った」のかを考えてみると、「その分のお金をもっと他に使いたかった」という気持ちが強く出ているのではないでしょうか。
どれだけ値上がりしても買わないわけにはいかないけれど、買わないわけにはいかないからこそ、
「もっとマシなことにお金を使いたい…」
と、そう思われたのではないでしょうか。

お金の大小それ自体ではなく、「より有意義な使い道」を考えたかどうか、そういう価値観のところで二分され、きれいに意見が分かれたのではないかと推察します。
ちなみに私は、年間支出がいくら増えるかシミュレーションしたうえで、より有意義な使い方を全く考えませんでした。(困らない派)

本題:支出のコスパとはなにか

この記事の目的

さて、ここからが本題です。
先日の家計管理についての記事で、私はこんなことを書いていました。

家計管理についての記事
家計管理、どうしてる?~家族口座でどんぶり勘定夫婦の例
家計管理、どうしてる?~家族口座でどんぶり勘定夫婦の例

『費用対効果が良くないと思えるもの(嗜好品、服、車など)にお金を出すことを避けている』
と、そう書いていましたね。
これ、ナチュラルに私から出た言葉のはずなのに、あとから読み返して、不思議な気持ちになった文章なんです。
『費用対効果(コスパ)の良い支出って、何…?』
と、そう思いました。
言語化するために、私の中でのコスパの良し悪しを整理してみようと思います。

Ryo3の価値観での「支出のコスパ」

まず真っ先に挙げたいのが、『車』です。
車、好きな人は好きですし、地方で生活するなら必需品ですよね。
でも、わが家の暮らしを考えると、どうしても必要だとは思えないんです。
家から徒歩10分で買い物や公共福祉施設がすべて完結しますし、遊びに行くにしても、電車に乗って、駅から数分歩けばアクセスできる施設ばかりです。
旅行も移動で疲れたくないので車ではなく新幹線や飛行機を利用して、現地で足が必要ならタクシー(シェアカーでもいいかも)を使います。
つまり、ほとんど乗る機会がないんです

コストの方を考えると、軽自動車でも、本体は150万円くらいでしょうか。
加えて、ガソリン代や維持費(税金、車検、保険)を考えると、年間30万円はいきそうです。
駐車場を借りるなら、さらに20万円くらいはのっかってくるでしょうか。
そんなに利用する機会がないうえに代替手段があるのに、本体が150万円、年間コストが50万円…わが家には高すぎます💦

と、これが「コスパが悪い」例として最もわかりやすいかと思います。
言葉通り、支出に対して、メリットが見合ってない…ということですね。

他の例も考えてみます。
「服」について…。
私、自分を着飾ることにほとんど興味がありません。
(仕事の時以外です!)
ここのところ着ている夏服も、ユナイテッドアローズで買った上下15000円くらい(うろ覚え)のセットアップのTシャツ1セットで、数年間着まわしています。
しかも、夏服ほとんどこれしか着ません笑
すぐ乾く機能的な素材なので、洗濯しても数時間ですぐ乾くんです。
冬も同じ感じで、気に入った服をず~っと、よれよれになるまで着たら、似た服を探して「二代目」「三代目」として着ていきます。

つまり、私の場合、服のバリエーションとかを増やすことに幸福を感じないということで、すでに書いてますが「興味がない」んですね。
もちろん、おしゃれな人を見かけたら素敵だなと思いますし、ファッションにこだわりがあって全身いろんな組み合わせを楽しむ趣味も素敵だと思います。
ただ、私の場合、支出に対して、幸福度がさほど上がらない、ということなんです。

これで、「支出のコスパ」について言語化出来てきたように思います。
支出のコスパの良し悪しとはつまり、

  1. 支出に見合ったメリットがあるか
  2. 支出に見合った自己満足が得られるか

ということですね。

「令和の米騒動」で起きたこと

支出のコスパが言語化出来てきたところで、「令和の米騒動」に戻ってみたいと思います。
令和の米騒動では、いつも買っていたお米が、どんどん、どんどん値上がりし、ついには5kg 4500円という、見たことのないお米の値段になってしまいました。
私たち消費者の側からすると、一応買えない値段ではないものの、前はもっと安く買えて当たり前のものでしたから、「嫌だなぁ」と思いながらお米を買っているわけです。

つまり、お米というものが、とっても「コスパの悪い」ものになってしまったということではないでしょうか。
食べるのが当たり前でもっと安く買えて当然のものでしたから、買わないと困る。
でも買うと高くて損した気分になる。
と、支出に対する満足感が激減しているわけですね。

最後に:家計の支出をコスパの観点で見直す

言葉遊びのようでしたが、これにて、「令和の米騒動」での世間の不満感の正体が見えてきたように思います。
この記事で言語化してみた「支出のコスパ」について、みなさまの家計でも、ぜひコスパの良し悪しを改めて見直してみてください。
「払って当然だと思っていたけど、実はあまりコスパ良くないな」というもの。
「節約と思って我慢していたけど、支出のわりに満足感が高いね」というもの。
ちらほら出てくるのではないでしょうか。
コスパを意識すると、ストレスなく家計の取捨選択ができるようになりますよ!

ゆかちゅう
ゆかちゅう

「コスパがいい」と納得できると、気分良くお買い物できるわね

ちゅーたん
ちゅーたん

肝の部分はまさにそこで、お金を払うとき、「この金額以上の価値がある」と感じていることがとても大事だと思う。
必需品以外の支出は、なるべく「コスパがいい」と思えるものに絞っていきたいな。
我慢して節約、というものばかりだと、精神的にもよくない。

では本日はこのあたりで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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2024年6月生まれの女の子です。 このサイトは父Ryo3と母あえが運営しています。
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